WSC TOP   WSC 棋譜   WSC 結果



ニューヨーク将棋クラブが企画した世界で将棋を楽しみ、日々鍛錬しているアマチュア将棋棋士が一同に会して競い合う世界将棋大会が2009年11月14、15日、ニューヨークにて開催されました。

世界21カ国で行われた厳しい予選大会優勝者の招待選手、日本からも女子アマ名人、女子アマ女王も招待され約50名の参加者で2日間優勝を目指して対戦が行なわれました。

日本からニューヨーク支部顧問の石川 陽生 七段を含めプロ棋士、屋敷 伸之 九段、、近藤 正和 六段、伊藤 真吾 四段、伊藤 明日香 女流初段、野田沢 彩乃 女流一級の6名の先生方が来ていただきました。
アマプロ戦の指導対局をはじめ、屋敷-伊藤戦のプロ模範対局では石川七段と近藤六段が英語で軽妙な解説を行い大会を大いに盛り上げてくれました。

2日目の午前中には子供大会も行なわれ、たくさん指したほうが勝つというルールで全員賞品をもらって将棋を楽しんでもらいました。伊藤女流初段、野田沢女流一級が着物姿で大人相手の指導対局の時とは打って変って優しいお姉さんとなり、子供たちに丁寧に教えながら指していました。一方、子供たちはあでやかな着物姿で優しい二人に対しても真剣そのもの、みんな神妙に緊張ぎみに将棋を指していました。

世界将棋大会2009、優勝の行方はブラジル在住で今大会出場者の中で最年長76歳の烏山久夫さんと、米国籍現在日本在住の小木ポールさんの間で決勝戦となりました。
あわや千日手が成立かと思った寸前に烏山さんが一気に勝負に出ましたが、小木さんのうまい指し回しに会い、最終的に小木さんが攻め切って優勝を手にしました。
敗れたものの、対戦後の感想で「千日手に持ち込むことも考えたが、自分が先手番でもありどうかと思い千日手は避けた」と76歳という年代の男気を感じさせる烏山さんの対局でした。

決勝戦は将棋倶楽部24の特別対局室を通して同時中継され、屋敷九段の大盤解説の言葉と伊藤四段のネット解説を交えた中継対局を世界中の多くの人に見てもらえました。

プロの先生方からアマプロ戦の指導対局などを通して「前回の大会の時よりレベルが上がっている」との感想もいただきました。

世界の将棋ファンの皆さん、これからも大いに将棋を指し、またお会いできることを楽しみにしています。

   



世界将棋大会については「worldshogi.com」で全ての情報を詳しく掲載しています。
こちらの方も是非ご覧ください。